カリキュラム

レベル1

ロボット動物園

対象年齢 10歳〜12歳

レッスン5
プログラミングでロボットを動かそう

 

第5回のレッスンでは、これまで学んだプログラミングのスキルで、自分の動物ロボットに好きなように動かしてみます。

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次のページよりこのレッスンで使うスライドが1ページずつ表示され、
下にはそのスライドを説明する文章が入ります。

【第5回 目次(全21ページ)】

こんにちは。ロボット動物園5回目の授業をはじめます。

よろしくお願いします。

最初は前回の復習です。

前回は「プログラミング」について勉強しました。クイズを通してプログラミングについて学んだと思いますが、覚えていますか?

☆ こどもたちに問いかけ

* 前回の授業の写真など挿入

プログラミングとは、「どんなときに、どんな順番で、何をするのか、ロボットに伝わるように指令を送ること」でした。

ロボットに指令を送るときには、注意しないといけないことがありましたね。

それは、ロボットは、人間同士のコミュニケーションとは違い、気持ちや、言葉のニュアンス、ジェスチャーなどを読み取ることができません。

だからどんな順番で何をするか、具体的に指令を送らないといけないのです。

ゲームを通して、みんなもその難しさがわかったと思います。

今日は最終回。自由にロボットを動かしてもらって、最後には発表会を行います。

さっそくプログラミングをはじめたいと思いますが、「BlocklyDuino」の使い方は覚えていますか?

簡単にみんなで確認していきましょう。

☆ こどもたちの様子を見て確認が必要なさそうだったら確認なしでも◎

今から、この動きをするプログラミングをしてみましょう。

スイッチを入れてから3秒後に、

5秒「進む」、3秒「止まる」、

5秒「赤色」に光る、「消える」、

5秒「音程ド(数字の8)」が鳴る、「消える」

やり方を覚えている子は、前回のプリントを見ながら、自分でやってみましょう。

心配な子は、前の画面を見ながら一緒にやってみましょう。

「BlocklyDuino」の使い方の復習です。

まず指令を決めたら

①その指令に使うブロックを選びます。

②次にそれを組み合わせて、指令を作ります。

③最後に、できた指令をロボットに送るために保存します。

「光」と「音」の指令をつくるには、それぞれ数値が必要でしたね。

「光」は「色」を指定するための数値、「音」は「音程」と「時間」を指定するための数値、がそれぞれ必要でした。

思い出してきたかな?

では、「BlocklyDuino」の画面で指令を作っていきましょう。

★ 画面を映し出して操作

それでは、ここからは自由にプログラミングをする時間です。

まずは、自分のロボットにどんな指令を送るか考えてみましょう。

★ シート⑤を配布

ロボットをどう動かしたいか考えて、このプリントに書いてみましょう。

書けたら、パソコンで指令を作ります。

「こう動かしたい」と思った動きができるまで、「指令を作る」「ロボットを動かす」をくりかえしてみましょう。

授業の最後には、どんなロボットを作ったのか、みんなに発表してもらいます。

発表は〇〇:〇〇からはじめるので、それまで自由にプログラミングしてみましょう。

思った通りにできたかな?

それでは、どんなロボットを作ったのか発表しあいましょう。

発表の流れを説明します。

①ロボットの動物の種類と名前

②特徴(見た目でも動きでもなんでも良い)

を教えてください。

③最後にロボットを動かしてください。

☆ 必要に応じて、例も説明する。

☆ 発表が終わったら、その都度「こだわったポイントはどこか?」聞いてみる

☆ ①に関して、実在しないような動物であれば、「なにとなにが合体したのか?」「どこに住んでいる動物なのか?」など、掘り下げて聞いてみても良い。

ロボット動物園の授業はどうでしたか?

楽しかったですか?

この授業を通してみんなには「デザイン」、「プログラミング」を学んでもらいました。

面白いと思ったところや、難しいと思ったところは、それぞれ違うと思います。

今回学んだことでなくても、自分がもっと知りたい!やってみたい!と思ったときには、初めてのことにもどんどんチャレンジしていってほしいと思います。

* 前回の授業の写真など挿入

今回学んだ「プログラミング」は、中学校での授業につながります。

中学校では、電子部品を使って、「プログラミング」をする授業です。

楽しみにしていてくださいね。

以上で、ロボット動物園の授業を終わります。

どうもありがとうございました!