放課後発明クラブ

展示にむけた作品を作ろう①

2019. 12. 4

全8回(前月含め10回)
⓪11/27(水)・28(木)
①12/4(水)・5(木)
②12/11(水)・12(木)
③12/18(水)・19(木)
④12/25(水)・26(木)
@さかわ発明ラボ

12月は、数週間かけて完成させる大型の牛のオブジェ作りに挑戦しました。
製作チームごとにどんなオブジェを作るか計画を練り、製作最終日までのスケジュールを自分たちで管理しながら進めます。

与えられた材料や道具を最大限に活用し、作業を分担しながら作品の完成を目指しましょう!

 

……とはいえ、大きなものを作るぞ! といきなり言われても「どうやって作ればいいんだろう」とハテナが浮かぶと思うので、これが始まる前の週、11月最終週に前フリとしてのプログラムから入りました。
まずは、『手を動かして立体を作る』ところから。

split

平面から立体をイメージする 編

大型制作の前にウォームアップ! ということで、爪楊枝を使って平面から立体をつくります。
まずは簡単な平面図形を爪楊枝で表現する練習から、ソフト接着剤の「ひっつき虫」を使って立体に起こしていきました。

爪楊枝のみの立体図形から、今度はいろいろな長さや形の端材が登場。端材の形から何が作れるかを見立て、自由にオブジェを制作しました。

 

こうして子ども達へ「立体造形」のイントロダクションをしてから、本番の「牛づくり」へ……!!

平面図形から始めます。

立体を作る練習。塔を作ったり家を作ったり……好きな立体を作って練習します。

牛の制作計画を立てる 編

さて、本番のうしづくり! ……なんですが、まだ少し準備をします。

大きな牛を作るためには、一人の力では出来ません。
子ども達が力を合わせてチームワークで動かなければ作れないし、そもそも「どんな牛を作るか」というイメージが共有できてないと、あべこべな牛が出来てしまいます。ここがグループ製作のキモでもありますね。

グループに分かれて、「どんな牛を作るか」をキーワードに想像力を発揮し、そこから使う材料や道具も考えます。これからどんな作業が必要だろう、どんな道具がいるだろう……。想像力だけでは難しいですが、今まで発明クラブに通ってきた子ども達なら出来るはず。豊かなアイデアをいかす時です。

「牛」のイメージを共有中……足がどこで尻尾がどこで……これほんとに牛?

みんなで一枚の計画図を書きます。

設計図を作るのは結構大変……。

立体造形にチャレンジ!①

いよいよ牛のオブジェ製作が始まります!
メインの材料になるのは、ラボにある沢山の木の端材。前週立てた計画表・設計図を元に仲間と相談しながら材料調達。

ノコギリや電動ドライバーをはじめとした、初めてみる色んな工具に、子ども達はワクワクとドキドキでいっぱい。少し怖がる子や、ノリノリで初めての工具にチャレンジする子も。

ノコギリに初挑戦。ちょっと腰が引けてるぞー。

4つの細い柱を立ててる様子。足かな?

引き続きオブジェ制作をします。少しずつ慣れてきたかな?

道具の使い方を覚えてきたら、材料に合わせて使用する道具も使い分けます。
グループの中で役割分担をしながら、作業を進めていきます。

段々とざっくりした形は見えてきた気がしますね。来月も、この調子で牛を作っていきます!

こちらは前足を上げている「ロデオ牛」。前足の位置を調整中。

牛……くるま? これから牛になるそうですが……。

カラフルな模様が施されています。寝そべっているらしい。

立派な胴体の牛。新聞を詰めて布で巻いています。ナイスアイデア。

毎週最初と最後に計画書をしっかり確認します。「今日はどんな作業から始めよう?」「来週はどんな作業が必要かな?」をしっかり確認。一歩一歩きちんと進めていきます。

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