放課後発明クラブ

第19回 てのひらピアノ

2018. 4. 11

全3回
4.11(水)
4.19(木)
4.25(水)
@さかわ発明ラボ

てのひらサイズの小さなピアノ。どんな音色を奏でよう?

新年度となり、子ども達もひとつ上の学年へ。発明ラボはこの場に移って3年目となりました。

また新たにスタッフが2人増え、新たな風が吹き込んだのではないでしょうか。

 

さて、新年度初の発明クラブは、「てのひらピアノ」。小さな小さなてのひらピアノ。さてさてうまく弾けるでしょうか。

いろんな形がバラバラと。

最終形はこんなかたち。どうやって組み立てようか……

仮組みしてみよう。どこにどうハマるかな。

組んでみる。上の穴はなんだろう……?

ものづくりに大切な事その1、「観察する」コト。

 

『これはどんな風にできてるんだろう?』

『どう組み立てたらこの形はできるだろう?』

 

いろんなことを考えながら、観察する事。

そうすることでいろんなものを見る「目」を養う。見る事が出来ないと、作る事も出来ませんよね。じっくり観察してみよう。

ヘアピンを挟みます。ガッとひらいてグイッと差し込む。

なるほど、ねじは下から閉めるんだね。

さあできた。まずは音を調律してみる?

ねじの締め具合によっても、音の高さは変わってくる。

ド・レ・ミ・ファ……シ?

ドレミファソラシド。この音を作るには、どうしたらいいでしょう?

差し込んだヘアピンを緩めたりキツくしたりして、弾く音の高さを変えていきます。でも、ちょっとまって?

だいたい同じ間隔で短くしていけば、ド・レ・ミ…… と、いい感じかと思いきや、なんだか1音ヘンになる。

1音飛んだ? 半音上がった? 意外と調律は難しくて、等間隔に短くすればいいわけじゃないみたい。調律師ってのもラクじゃない。

 

ともあれ完成。あとは色をつけたりピンを増やしたり……演奏会を開いたり? お家の皆にも聞かせてあげてよ、君の音。

どんな音になったかな?

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