放課後発明クラブ

第14回 ふわもこ毛糸で光るバッジづくり

2017. 1. 11

全3回
1.11(木)
1.18(木)
1.25(木)
@さかわ発明ラボ

毎週木曜日に開催している放課後発明クラブ。
今月のプログラムは、「ふわもこ毛糸で光るバッジづくり」
普段はバッヂとして使い、暗いところでは光るバッジをつくりました。

厚紙をレーザーカッターで切って作った織り機をつかって、円形の織物に挑戦しようというのがテーマです。

まずはじめに、バッジにする糸を選びます。
たて糸には細くて丈夫な綿糸を、
よこ糸にはカラフルで種類豊富な毛糸を用意。
どんな組み合わせにしようか?見本も見ながら、これ!というものを決めます。

使う糸が決まったら、たて糸を織り機に順番にかけていきます。
中心を通るように、対角に通すのがちょっとむずかしそう。

たて糸がかけられたら、よこ糸の毛糸を通します。
厚紙のシャトルに糸を通して、あとはたて糸に交互に通します。

糸の扱いに慣れている子は、通し方をすぐに身につけ、さくさく通して完成。
一方で、なかなか苦労している子も多かったです。

大きさになったら、縦糸を結んで切り、織り機から外します。

最後に、用意していた基板にとりつけて、光センサーを差し込んだら、光る毛糸バッジの完成です。

今回のプログラムは、デジタルファブリケーションやテクノロジーの要素は少なく、子どもたちも「なぜ発明ラボで?」と思ったかもしれません。

発明ラボにあるレーザーカッターや3Dプリンタのような工作機械は、どれも簡単にものが作れてしまう魔法の機械のように見えます。
しかし、使ってみるとわかるように、どの機材もそれだけで美しい完成品を作るのは難しいです。
どんなに技術が発達しても、ものづくりを支えているのは昔ながらの手業や工夫たち。
その本質に子どもたちが触れ、楽しんでもらえたら嬉しいです。

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