5月からはじまる「放課後発明クラブ」の体験会を開催しました。

放課後発明クラブは、ものづくりを通して自分の表現の発見や、他者を尊重する心、柔軟な判断力と発想力を育むことを目的としています。今日はその体験会です。

まずはアイスブレイク。はじめて出会うひとと自己紹介。好きな色や果物を紹介しながら緊張をほぐしていきます。

緊張がほぐれたらワークのはじまり。まずは絵の具や色鉛筆、クレヨンやローラーなど様々な道具が置いてある画材置場から好きな色と画材を3つ選びます。次に、大小様々な ◯△□ が配られました。この ◯△□ たちを最初に選んだ画材で塗っていきます。塗り方は自由です。とにかくそれぞれ思い思いの塗り方で塗っていきます。

みんなの色が塗り終わったらいよいよ今日のメインワーク。今塗ったかたちを組み合わせて、自己紹介のときに紹介した好きな果物を表現してもらいます。◯△□をベースに表現をするというところが今回のポイント。いままでみんなが持っていた「果物はこう！」という固定されたかたちや色に縛られず、新しい方法で果物を表現に挑戦します。

作品が完成したら、みんなで見せ合います。果物のかたちや色に正解なんてありません。三角の組み合わせでつくられたメロンや緑色のマンゴーなど様々な作品が出来上がりました。お互いの作品の印象を言い合ったりしました。

ひとからもらった感想や、自分のアイデアを参考に作品にタイトルを付けます。

タイトルはなんと木にレーザーカッターで彫刻。額装したら、立派な作品です。

様々なかたちと画材とを組み合わせることで、絵を描く発想や楽しさ、そして、隣でつくっている人の作品を見たり、聞いたりしてコミュニケーションをとることで生まれるアイデアや想像を体験し、楽しいと感じたら、5月からの放課後発明クラブに申し込みしてもらえたらと思います。